アカウント権限の付与機能の使用方法
Xアカウント権限の付与機能を使うと、複数のユーザーが1つのXアカウントを効率的に共同利用できます。パスワードを共有しなくても、アカウントを共同利用するユーザーの管理や、役割の割り当てまたは削除を安全に行えるようになりました。アカウント権限の付与はX.comとpostDeckに対応していますが、アカウント権限の付与の有効化とコラボレーターの招待はX.comでのみ行えます。
アカウント権限の付与を使う理由
他のユーザーと1つのXアカウントを効率的に共同利用できるようになりました。
役割と権限を割り当てまたは削除する: 特定のアカウントの管理者とコントリビュータの役割(あらかじめ定義された権限を持つ)を指定できます。
アカウントを簡単に切り替える: 所有するアカウントと委任されたアカウントを切り替え、アカウントの代理として操作できます。
パスワードを共有せずに共同利用する: 面倒なパスワード共有を行わなくても、アカウントの権限を安全に委任できます。
Xアカウント権限の付与のしくみ
特定のアカウントの代理として操作するよう他のユーザーを招待できます。招待は、X.comの [アカウント権限の付与] から承諾できます。管理者またはコントリビュータの役割に招待できます。委任ユーザーには、承諾した役割に応じて異なる権限が割り当てられます。
所有者
パスワード、電話番号、ログイン認証設定を管理できます。
他のユーザーを招待して、管理者またはコントリビュータとしてアカウントにアクセスできるように設定できます。
チームアカウントの代表としてツイート、 リツイート、ダイレクトメッセージの送信、いいねなどの操作を行えるほか、ツイートを予約投稿したり、リストやコレクションを作ったりできます。
管理者
他のユーザーを招待して、管理者またはコントリビュータとしてアカウントにアクセスできるように設定できます。
委任されたアカウントの代表としてツイート、リツイート、ダイレクトメッセージの送信、いいねなどの操作を行えるほか、ツイートの予約投稿や削除を行ったり、リストやコレクションを作ったりできます。
ツイートアナリティクスを表示できます。
コントリビュータ
委任されたアカウントの代表としてツイート、リツイート、ダイレクトメッセージの送信、いいねなどの操作を行えるほか、ツイートの予約投稿や削除を行ったり、リストやコレクションを作ったりできます。
注記: アカウントの所有者によって承認された管理者とコントリビュータが共有アカウントで投稿したコンテンツについては、所有者が責任を負うことになります。
Xアカウント権限の付与の使用方法
アカウント権限の付与を設定するには
X.comで、役割を委任するアカウントにログインします。
ナビゲーションバーにある [アカウント] をクリックします。
[セキュリティとアカウントアクセス]、[Xアカウント権限の付与]、[メンバーを招待] の順に選択します。
招待する人の名前またはユーザー名を [メンバーをこのアカウントに招待] フィールドに入力します。
コントリビュータまたは管理者を選択して、役割をメンバーに割り当てます。
[招待を送信] をクリックします。招待すると、そのユーザーにメールが送信され、X.comの [アカウント権限の付与] に招待が表示されます。
新しい委任ユーザーが招待を承諾すると、共有アカウントを使用できるようになります。
委任されたアカウントの所有者のみが、パスワード、電話番号、ログイン認証設定を管理できます。
アカウントの委任ユーザーの削除は、所有者と管理者の両方が行えます。
役割を変更したり、委任ユーザーを削除したりするには
X.comで、役割を委任するアカウントにログインします。
ナビゲーションバーにある [アカウント] をクリックします。
[セキュリティとアカウントアクセス]、[Xアカウント権限の付与]、[あなたがアカウント権限を付与したメンバー] の順に選択します。
役割を変更するアカウントを見つけ、[役割を変更] または [アカウントから削除] をクリックします。
[確認] をクリックして確定します。
注記: コントリビュータには、委任アカウントを管理する権限はありません。チームを管理できるのは管理者のみです。
役割の委任に招待されると、メール通知を受信すると同時に、X.comの [アカウント権限の付与] に通知が表示されます。委任されたアカウントの役割が必要なくなった場合、その委任を削除できます。
委任の招待を承諾するかどうかを選択するには:
twitter.comの [アカウント権限の付与] で、[あなたにアカウント権限が付与されているアカウント] をクリックします。[承認待ちの招待] に、招待を受け取ったXアカウントが表示されます。
[承諾する](チェックマーク)または [承諾しない](バツ)をクリックします。
承諾した場合、承諾した役割に応じて管理者アクセスまたはコントリビュータアクセスの下にそのアカウントが表示されます。
委任された役割から自分を削除するには:
twitter.comの [アカウント権限の付与] で、次の手順を実行します。
委任から削除するアカウントを選択します。
[アカウントから抜ける] をクリックします。
[退出] をクリックして確定します。
委任の招待を受け取りたくありません。どのように設定を変更すればよいですか?
設定を変更し、役割の委任の招待を受け取るかどうかを調整できます。X.comの [アカウント権限の付与] で、[他のユーザーがあなたをアカウントに招待できるようにする] をオフにします。
Xアカウントのパスワードを変更した場合、委任ユーザーはどうなりますか?
パスワードを変更しても、委任ユーザーはアカウントにアクセスできます。定期的にパスワードを更新して、自分(所有者、またはアカウントの管理者)のみがパスワードを知っている状態を維持してください。
特定のユーザーを委任に招待できません。どうすればよいですか?
そのユーザーが、委任の招待を受け取らない設定を有効にしている可能性があります。そのユーザーに連絡して、そうした設定が有効になっていないかを確認してください。