売り上げへの効果の測定について

ブランドからのツイートの効果を測定する方法


Xは、ブランドのツイート(プロモツイートと通常のツイートの両方)を測定し、ブランドが高品質な広告やより興味を引くコンテンツを提供するのに役立っています。また、広告パートナーと協力して、店舗の売り上げ情報に基づき、広告やコンテンツの効果を測定するのを支援することもあります。これにより、Xがブランドのツイートの有用性を向上するものになるよう努めています。

例えば、ある食品ブランドは、自社のツイートが店頭でのアイスクリームの売り上げにどのような効果を与えているかを知りたいとします。Xは、アカウントのプライバシーを保護しながら、オフラインでの売上への効果を測定する仕組みを構築しました。その仕組みをご紹介します。

Xの測定パートナーがブラウザのCookie IDや暗号化(ハッシュ化)されて判読不能なメールアドレス、モバイル端末のID、電話番号のリストを対応するID番号とともに送信し、XがXアカウントに関連づけているアカウントと対応する情報を照合します。一致した場合、測定パートナーと共有するのは、一致したID番号と、食品ブランドのツイートの閲覧数やクリック数などX上の活動に関する情報のみです。そして、Xパートナーは、Xでブランドのコンテンツを見たアカウントとそうでないアカウントのアイスクリーム購入を比較することで、オフラインでの売り上げへの効果を測定することができます。Xパートナーは、データを集積し、分析した結果をブランドに報告します。

 

プライバシーに配慮した測定


Xは、測定プロセスにおいてプライバシーを尊重するために特別な措置を講じています。オフラインでの売り上げ効果を測定するために最初に提携したDatalogix社のプライバシー対策を、独立して審査するために一流のコンサルティング会社を採用するなどの対応を実施しています。審査した会社は以下のことを確認しました。

  • Datalogixは、個々のアカウントの購入に関するX情報を送信することはありませんでした。
  • Datalogixが広告主様のために作成した報告には、全体的な情報のみが含まれていました。
  • 報告内で言及されていた分析対象のグループ規模は、個々のアカウントの購入状況が明らかにならない程度に配慮されているものでした。
  • Datalogixは、Xから受け取った情報を細分化し、個々のアカウントに関する既存のデータセットには組み込んでいませんでした。

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