Media Studio Producer

Media Studio Producerを使うと、ライブ放送コンテンツの作成者が外部ソース(ストリーミングソフトウェア、ハードウェアエンコーダー、プロ用カメラなど)から高画質のライブ放送を簡単に作成できます。

作成したライブ放送は、iOSやAndroidのXアプリやパソコンで視聴できます。

過去のライブ方法も、Producerアプリケーション内で直接視聴できます。Periscopeの情報をXアカウントに関連付けている場合、各種アプリ、Periscope Producer、またはAPIを使って作成した自分のライブ放送のライブラリを表示できます。ライブ放送の収益化とアナリティクスに関する詳細は、Media.X.comをご覧ください。

Media Studio Producerについて

ライブ放送のストリーミング仕様

RTMPを使ってXでライブ放送する

  • RTMPソースを作成する方法
  • ライブ放送の作成 - よくある質問

HLSを使ってXでライブ放送する

  • HLSソースを作成する方法
  • よくある質問

  • エラー一覧

ライブ放送を作成する方法

  • よくある質問
  • [後で開始] についてのよくある質問
  • エラー一覧

ライブ放送の管理と視聴

  • ライブ放送をツイートする方法
  • ライブ放送を終了する方法
  • よくある質問
  • エラー一覧

ライブ放送のアナリティクスの表示

  • ライブ放送のアナリティクスを表示する方法
  • よくある質問
 

Media Studio Producerについて

Media Studio Producerを最大限に活用するために知っておくべきいくつかの用語を以下に紹介します。

  • 動画ソース: ライブ放送をRTMPまたはHLSを介してProducerに取り込む方法の1つ
  • ライブ放送: Xでライブ放送を視聴する手段

動画ソース

動画を取り込み、Xでライブ放送を配信するには、事前に動画ソースを作成する必要があります。作成できるソースの数に上限はありませんが、1つまたは複数のソースをアカウントで再利用し、ライブ放送に関連する作業をシンプルにすることをお勧めします。

作成済みのソースがすでにPeriscope Producerにある場合は、Media Studioソースリストで確認できます。

注記: 予約済みライブ放送として配信するために作成するコンテンツには、Media Studio Producerで作成したソースが必要です。

 

ライブ放送

ライブ放送は、Xにアクセスした多くのユーザーが動画の生放送を視聴できる手段です。ソースを作成したら、ライブ放送を作成し、ユーザーがXでその動画の生放送を視聴できるようにします。すぐにライブ放送を配信することも、ライブ放送を予約することもできます。限定公開のライブ放送を作成し、LiveCut内でのクリップの作成に使うこともできます。

Media Studio Producerを使ってライブ放送するため、RTMPとHLSがサポートされています。ソースを作成してXでライブ放送を開始するには、以下の各手順を行ってください。

 

RTMPとHLSによるライブ放送の仕様

動画がスムーズに再生されるよう、以下のストリームの推奨仕様を守ってください。


RTMPとHLSのオーディオおよび動画の仕様

動画コーデック: H.264/AVC

動画ビットレート:

  • 9Mbps(推奨)
  • 12Mbps(最大)

オーディオコーデック: AAC-LC

オーディオビットレート: 128kbps(最大)

解像度:

  • 1280 x 720(推奨)
  • 1920 x 1080(最大)

フレームレート

  • 30 fps(推奨)
  • 60 fps(最大)

キーフレーム間隔

OBS: 3秒ごと

Wirecast

  • 24 fps = キーフレーム間隔/72フレーム
  • 30 fps = キーフレーム間隔/90フレーム
  • 50 fps = キーフレーム間隔/150フレーム
  • 60 fps = キーフレーム間隔/180フレーム

注記: HLSのその他の要件や仕様についてはこちらをご覧ください。

 


RTMPを使ってXでライブ放送する

RTMPソースを作成する方法

Periscope Producerをすでにお使いの場合は、画面上にソースがすでに表示されています。

  1. [ソース] タブをクリックします。
  2. [ソースの作成] をクリックします。
  3. ソースタイプとして [RTMP] を選択します。
  4. 次の必須フィールドに入力します。
    • ソース名
    • 地域(ストリームを配信する場所に最も近い地域を選択してください)。
  5. [作成] をクリックします。
動画をRTMPソースに読みこませる方法
  1. [ソース] タブをクリックします。
  2. RTMPの詳細情報を見るために使うソースをクリックします。
    • RTMPのURL
    • RTMPストリームキー
    • ヒント: 必要に応じて、ここで指定されたRTMPのリンクと、RTMPストリームキーを同時に使用できます。
  3. 以上の情報でハードウェアやソフトウェアのエンコーダーを更新し、動画をソースに読みこませます。
  4. 動画をテストする際は、以下の手順でライブ放送を作成します。


RTMPを使ってXでライブ放送する - よくある質問

どのRTMPソース地域を使ったらよいですか?
エンコーダーのソースの場所に最も近い地域を選択します。

アジア・太平洋(東京): 東京(日本)
アジア・太平洋(ソウル): ソウル(韓国)
アジア・太平洋(ムンバイ): ムンバイ(インド)
アジア・太平洋(シンガポール): シンガポール(シンガポール)
アジア・太平洋(シドニー): シドニー(オーストラリア)
EU(フランクフルト): フランクフルト(ドイツ)
EU(アイルランド): ダブリン(アイルランド)
EU(パリ): パリ(フランス)
南米(サンパウロ): サンパウロ(ブラジル)
米国東部(北部バージニア): 北部バージニア(米国)
米国西部(北カリフォルニア): 北カリフォルニア(米国)
米国西部(オレゴン): オレゴン(米国)

RTMPS URLとは何ですか?
よりセキュリティの高いURLです。Xに送信されるときにストリームのセキュリティが強化されます。
 
 

RTMP接続で認証を使うことはできますか?
いいえ、RTMP接続で認証はサポートされていません。
 

作成後にRTMPソースの場所を変更できますか?
いいえ。ただし、新しいソースを作成し、古いソースを削除できます。
 

新しいソースを作成しようとしていますが、できません。どうすれば新しいソースを作成できますか?
Xでのソース数の上限は100件です。この上限に達すると、ソースの作成ボタンをクリックしても新しいソースが作成されませんが、エラーメッセージは表示されません。既存のソースを再利用したり、不要なソースを削除してアカウントのスペースを解放したりできます。
 

Xでのライブストリーミングに最適なエンコーダープロファイルは何ですか?
「メイン」または「ハイ」をおすすめしますが、どのエンコーダーを使う場合も、テストライブ放送を作成してどの画質を使うかを決めることを強くおすすめします。
 

別のプラットフォーム(Periscope、Facebook Live、YouTubeなど)にある既存のRTMPストリームを使うことはできますか?
いいえ、別のプラットフォームにすでにあるストリームを再利用することはできません。動画コンテンツを適切に送り出せるよう、Media Studioにソースを公開するストリームを新たに用意する必要があります。

複数のプラットフォームの各RTMPポイントに送れるよう、1本のストリームを「分割」できるサードパーティー製サービスがあります。このようなサービスは、ライブ動画をMedia Studio Producerに公開する目的で使います。

 


HLSを使ってXでライブ放送する

HLSソースを作成する方法

Periscope Producerをすでにお使いの場合は、画面上にソースがすでに表示されています。

  1. [ソース] タブをクリックします。
  2. [ソースの作成] をクリックします。
  3. ソースタイプとして [HLS] を選択します。
  4. 次の必須フィールドに入力します。
    • ソース名
    • HLSプルURL
    • 地域(ストリームを配信する場所に最も近い地域を選択してください)。
  5. 表示された通知を読み、同意する場合はチェックボックスをオンにします。
  6. [作成] をクリックします。


HLSを使ってXでライブ放送する - よくある質問

どの種類のHLSストリームがサポートされていますか?
Media Studio Producerでは、.m3u8または.m3u URL形式のHLSストリームを使えます。XのMedia StudioでHLSストリームURLを指定するときは、プレイリストでURLを指定します。いわゆる「マスタープレイリスト」と「メディアプレイリスト」のどちらのタイプでも使えます。

Media Studio Producerでは、動画バリアントが自動的に選択されます。音声と動画が多重化されていない場合、「マスタープレイリスト」の音声バリアントには次のロジックが使われます。つまり、解像度が720p以下になる動画バリアントのうち、ビットレートと解像度が最も高い動画バリアントが選択されます。ただし、720p超の動画の動画バリアントしか利用できない場合、720pに最も近いバリアントが選択されます。

音声と動画が多重化されていて、音声レンディションが指定されている場合、選択された動画バリアントの音声が使われます。複数のAAC音声トラックが指定されている場合、帯域幅が最大のレンディションに含まれている音声トラックが選択されます。

どのHLSソース地域を使ったらよいですか?
エンコーダーのソースの場所に最も近い地域を選択します。

米国西部(北カリフォルニア): オレゴン(米国)
米国東部(北部バージニア): 北部バージニア(米国)
EU(フランクフルト): フランクフルト(ドイツ)
アジア太平洋(東京): 東京(日本)

Media Studio Producerでソースとして制限付きのHLSストリームを使うにはどうすればよいですか?
制限付きのHLS URL(IPまたは地域の制限)がある場合、ストリームを読み取る可能性があるXのIPアドレスすべてを許可リストに追加すると、Media Studioで使えるようになる可能性があります。それらのIPは選択したソースの地域に固有のため、ソースごとに異なる可能性があります。IPを表示するには、[ソース] タブに移動してHLSソースをクリックします。[おすすめのエンコーダー設定] を展開し、[IP範囲] フィールドまで下にスクロールします。
 

HLSストリームが低いバリアントを取り込んでいるように見えるのはなぜですか?
Xのライブ放送では、利用できないバリアント(コーデックが正しくない場合やビットレートが高すぎる場合など)は無視され、解像度が1280x720以下となるバリアントのうち、最も高いバリアントが選択されます。

LiveCut内では、高画質のストリームを取り込んでいても、低い画質のバリアントがエディターに表示されることがあります。

HLSストリームの一部が飛ばされたり、他の問題が発生したりするのはなぜですか?
ライブウィンドウ(メディアプレイリストが更新されるたびにリストされる一連のメディアセグメント)に含まれるセグメント数は5個以上100個以内にしてください。

ライブウィンドウがそれより短いと、ネットワーク遅延が原因で、システムがダウンロードする前にセグメントがウィンドウから消える可能性があります。この場合、Xのライブ放送で、消えたセグメントに対応するストリームの部分が飛ばされたり、再生が停止されたりする可能性があります。必ずメディアプレイリストに含まれるセグメント数を5個以上100個以内にしてください。

他にも、HLSストリームが推奨される仕様を満たしていることを確認してください。満たしていない場合は、XやLiveCutでさまざまな問題が発生する可能性があります。

HLSストリームで音声の問題が発生するのはなぜですか?
ストリームのHLS音声はAACでエンコードされている必要があります。音声は、マルチチャンネルではなくモノラルまたはステレオにしてください。
 

HLSを使ってXでライブ放送する - よくあるエラーと警告

エラー: 「httpまたはhttpsで始まる有効なHLS URLスキームを入力してください」
HLS URLの先頭はhttpまたはhttps、末尾は.m3u8または.m3u拡張子にしてください。URLは「https://[yourHLSstream].m3u8」のような形式になります。ストリームがサポートされるかどうかわからない場合は、ITまたは動画制作チームに連絡してください。
 

エラー: 「ストリームが接続できません」
HLS URLを [ソース] に正しく入力したことと、現在ライブ放送中であることを確認してください。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡してください。
 

エラー: 「証明書の確認エラーのため、ストリームにアクセスできません」
HLS URLを [ソース] に正しく入力したことと、現在ライブ放送中であることを確認してください。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡してください。
 

エラー: 「ストリームにアクセスできません。ストリームのアクセス制限を確認してください」
地域の制限、またはITチームが設定したストリームの認証が原因で、ストリームにアクセスできません。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡してください(エラー401または403)。
 

エラー: 「ストリームがオンであることを確認し、新しいライブ放送を作成してください」
現在のところ、このストリームURLで動画が検出されません。HLS URLを [ソース] に正しく入力したことと、現在ライブ放送中であることを確認してください。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡してください(エラー404)。
 

エラー: 「ストリームで問題が発生しました」
HLSマニフェストまたはプレイリストで問題が発生しました。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡し、推奨されるHLSの仕様を参照してください。
 

エラー: 「問題が発生しました」
サーバーエラーのため、ストリームにアクセスできません。このエラーが表示され続ける場合は、ストリームを管理しているチームに連絡してください(エラー500)。

 


ライブ放送の作成

ライブ放送を作成する方法
  1. [ライブ放送] タブをクリックします。
  2. [ライブ放送を作成] をクリックします。
  3. 次の必須フィールドに入力します。
    • ライブ放送名 – ライブ放送が [公開] の場合、この名前がXで公開されます。
    • [どのようなライブ放送ですか?] のカテゴリー。
    • ソース
  4. [オーディエンス] から以下を選択します。
    • [公開] – ライブ放送はツイートされ、Xのユーザーが視聴できるようになります。
    • [非公開] – ライブ放送はツイートされず、Media Studio内でのみアクセスできます。テストを行ったり、LiveCutを使用してクリップを作成したりできます。
  5. [予約設定する] から以下のいずれかを選択します。
    • 今すぐ開始: 今すぐライブ放送します。
    • 後で開始: 予約した日時にライブ放送します。
      • [開始][終了] の日時を指定します。
      • [繰り返し] から以下のいずれかを選択します。
        • 繰り返さない
        • 毎日
        • 毎週
      • [ポスター画像] を選択して、ローカルのパソコンからアップロードします。縦横比が16:9の画像(解像度は1,280x720など)を使うと、Xの視聴者には画像がトリミングされずにフルサイズで表示されます。
  6. 以下の機能を有効にする場合は [詳細設定] を開きます。
    • チャットを全画面モードで表示(無効にすると、ライブ放送でユーザーがチャットできなくなります)。
  7. ライブ放送の地域の制限を有効にする必要がある場合は、[コンテンツ制限] を開きます。
    • 対象に追加
    • 除外
  8. エンコーダーからソースに動画を読みこませると、プレビュープレーヤーに動画が表示されます。ライブ放送を予約し、後で配信を開始することにした場合、必ず予約した開始時間より前に動画をソースに送信してください。 
  9. [ライブ放送を作成] をクリックしてライブ放送を作成します。
    • [今すぐ開始] を選択した場合、ライブ放送がすぐに開始されます。
    • [後で開始] を選択した場合、ライブ放送は予約した開始時間に開始されます。


ライブ放送の作成 - よくある質問
 

どうすればエンコーダーの設定がXの推奨する仕様を満たしているかどうかを確認できますか?
新しいライブ放送を作成するときに、[おすすめのエンコーダー設定] ドロップダウンまで下にスクロールすると、現在のエンコーダー設定とXの推奨する仕様の比較が表示されます。ライブ放送を作成する前に、推奨されている仕様に合わせてエンコーダーの設定を変更してください。
 

[どのような動画ですか?] フィールドとは何ですか?このカテゴリーはXでどのように利用されますか?
このフィールドは、Amplifyプレロールプログラムで収益を得るライブ放送において、コンテンツと関連性の高い広告主をマッチする手段としてのみ利用されます。収益を得ない通常のライブ放送の場合、このフィールドで設定されたカテゴリーがXで利用されることも表示されることもありません。
 

ストリームの暗号化にはどのような効果がありますか?
ストリームの暗号化により、ストリーミングされるライブ放送がXで再生されるときのセキュリティが強化されます。ストリームの暗号化は、地域の制限が有効なライブ放送では自動的にオンになります(オフにできません)。
 

[ライブ放送のリプレイを無効にする] ボタンにはどのような効果がありますか?
このチェックボックスをオンにすると、ライブ放送のリプレイがXに表示されなくなります。ライブ放送前またはライブ放送中にこのチェックボックスをオンにした場合、ライブ放送が終了すると、すべてのユーザーにグレーの画面が表示されます(すべての視聴者に反映されるまで最大1分かかります)。ライブ放送のリプレイが無効な場合、LiveCutでクリップを作成できなくなります。このチェックボックスのオンとオフはいつでも切り替えて、ライブ放送の再生を許可したり禁止したりできます。
 

地域の制限で追加/除外する国のリストは長くてもかまいませんか?
はい、追加または除外できる国の数に上限はありませんが、一度に複数の国を入力することはできません。
 

[公開] と [非公開] のライブ放送の違いは何ですか?

公開ライブ放送は、Xのユーザーなら誰でも視聴できます(地域制限がかけられている場合を除く)。非公開のライブ放送は、Media Studioにログインしているユーザーのみ視聴できます。これは主に、一般公開すべきでないライブ放送をもとに、LiveCutを使用してクリップを作成する場合に利用されます。
 

非公開ライブ放送をツイートできますか?

いいえ、非公開ライブ放送はツイートできません。Media Studioでのみ視聴可能です。
 

ライブ放送の予約設定や非公開ライブ放送は、Media Studio以外の商品やサードパーティーのツールでも利用できますか?
いいえ、これらの機能はMedia Studioでのみ利用可能です。
 

ライブ放送のストリーミングの長さに上限はありますか?

Xでのストリーミングの長さに上限はありません。ただし、ストリーミングが長くなるほど、リプレイ時の問題、ライブ放送の読み込みに時間がかかる問題、LiveCut内での問題が発生する可能性が高くなります。 
 

自分のライブ放送の配信先を、特定の地域に限定できますか?
Xでライブ放送が再生される地域を制限するには、ライブ放送の作成時に [地域の制限] 設定を使います。この制限はライブ放送後に解除できます。
 

後で開始する予約済みライブ放送の作成 - よくある質問

ライブ放送はどのくらい前から予約できますか?

最長で1年前から予約できます。
 

予約済みライブ放送の長さは最長でどれくらいですか?

[後で開始] に設定したライブ放送は、最長で6時間に制限されます。[今すぐ開始] に設定したライブ放送に時間制限はありません。
 

予約済みライブ放送の日時と長さを変更できますか?また、早めに終了できますか?

はい、ライブ放送の開始日時と終了日時を開始前に変更できます。ライブ放送が始まると、[終了] フィールドのみ変更できます。早く終了したり、終了時間を最長6時間延長したりすることができます。
 

予約済みライブ放送の開始前にツイートできますか?

はい、オーディエンスが [公開] に設定されている場合は、すべての予約済みライブ放送をツイートできます。予約済みライブ放送のツイートには、ライブ放送作成時にアップロードした画像が含まれます。ツイートには、ユーザーが正しい時間にアクセスできるよう、予約日時に関する情報を含めてください。
 

X.comで予約済みライブ放送の読み込みに時間がかかります
予約済みライブ放送が開始されてからライブ動画が表示されるまで最大30秒かかります。その間、一般的なXポスター画像またはカスタムポスター画像が表示されます。
 

予約済みライブ放送にはどのような種類のポスター画像をアップロードできますか?
さまざまなサイズと解像度でアップロードできますが、解像度が1280 x 720または1920 × 1080で縦横比が16:9の画像をおすすめします。縦横比と解像度がそれ以外の場合、ツイート時にライブ放送カード内で自動的にトリミングされます。
 

同じソースにおいて、2件のライブ放送を同じ時間に予約したり、一定時間重複させたりすることはできますか?
1つのソースで同時にライブ放送できるのは1件だけです。すでに使用中のソースや使用する予定のソースで重複するライブ放送を作成しようとすると、警告メッセージが表示されます。複数のライブ放送を同時に行うには、ソースとエンコーダーを複数作成し、使用してください。
 

ライブ放送を予約しても開始時間にソースにストリーミングしない場合、どうなりますか?
予約済みRTMPライブ放送はすぐにタイムアウト状態になります。HLSライブ放送は、HLS URLへの接続が試みられてから10分後にタイムアウト状態になります。予約済みライブ放送をツイートした場合、視聴者にエラーメッセージが表示されることがあります。 
 

ライブ放送を予約すると、いつXアプリにプッシュ通知が送信されますか?
Xの通知は、ライブ放送が予約した開始時間に開始されると送信されます。
 

予約済みライブ放送は、予約した開始時間ぴったりに開始されますか?
予約済みライブ放送は、Media Studioで予約した開始時間から数秒以内に開始されます。
 

ライブ放送の作成 - よくあるエラーと警告

エラー: 「無効なライブ放送」
このメッセージは、予約済みライブ放送を作成するときに表示されることがあります。予約済みライブ放送には、Media Studio内で作成したソースを使う必要があります。このエラーが表示された場合、もともとPeriscope内で作成されたソースを使おうとしていると考えられます。別のソースを使うか、Media Studio内で新しいソースを作成してください。
 

警告: 「ストリームを待機中」
このメッセージは、ライブ放送のプレビュープレーヤーに表示されることがあります。ソースをまだ選択していない場合によく表示されます。
 

警告: 「メディアを再生できません」
このメッセージは、ライブ放送のプレビュープレーヤーに表示されることがあります。ソースが信号を検出できない場合によく表示されます。プレビュープレーヤーは、ソースから新しい情報を取得し続けるため、数秒おきに自動的に更新されます。
 

エラー: 「ライブ放送はすでに実行中です」
このメッセージは、ライブ放送を作成するときに表示されることがあります。選択したソースで別のライブ放送が実行されているとMedia Studio Producerが判断した場合に表示される可能性があります。実行中の場合は他のライブ放送を終了し、新しいライブ放送を作成してみてください。このエラーメッセージが引き続き表示される場合は、新しいソースを作成し、使用してください。
 

エラー: 「ライブ放送を作成できません」
このメッセージは、ライブ放送を作成するときに表示されることがあります。まず、ライブ放送をもう一度作成してみてください。このエラーが引き続き表示される場合は、ページを更新する、ブラウザを閉じて再起動する、別のブラウザを使う、別のパソコンを使う、新しいソースを作成して使用する、などを試してください。

新しいソースでも新しいライブ放送を作成できない場合、アカウントに関連する著作権違反が存在する可能性があります。詳細は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。こちらで著作権に関するポリシーをご覧いただくこともできます。

 


ライブ放送の管理と視聴

ライブ放送をツイートする方法
  1. [ライブ放送] タブをクリックします。
  2. 作成済みのライブ放送をクリックします。
  3. プレビュープレーヤーの下にある[ツイートする] ボタンをクリックして、ツイート作成画面に表示させます。
  4. ツイートする文章を入力後、[ツイート] ボタンをクリックします。
ライブ放送を終了する方法
  1. [ライブ放送] タブをクリックします。
  2. 作成済みのライブ放送をクリックします。
  3. [ライブ放送の詳細] ウィンドウの一番下までスクロールします。
  4. [終了] ボタンをクリックします。
  5. ライブ放送はXでリプレイされます。


ライブ放送の管理 - よくある質問

ライブ放送のリストは並べ替えやフィルタリングができますか?
ライブ放送リストの右上には、日付フィルター機能があります。この機能を使うと、ライブ放送を作成日の範囲で絞り込むことができます。

[すべて]、[放送中のライブ放送]、[終了したライブ放送] で並べ替えて、その日付範囲を詳しく調べることもできます。

ライブ放送リストのラベルにはどのような意味がありますか?

ライブ - 放送中のライブ放送
予約済み - 後で開始するよう設定されたライブ放送
終了しました - すでに放送されたライブ放送
タイムアウト -ソースが信号を検出できなくなったために自動的に終了したライブ放送(このライブ放送は再開できません)
繰り返し - 定期的な放送が予約されているライブ放送

ライブ放送のリストは並べ替えやフィルタリングができますか?
ライブ放送リストの右上には、日付フィルター機能があります。この機能を使うと、ライブ放送を作成日の範囲で絞り込むことができます。

[すべて]、[放送中のライブ放送]、[終了したライブ放送] で並べ替えて、その日付範囲を詳しく調べることもできます。

放送終了後にライブ放送を編集することはできますか?
Media Studio内で、ライブ放送のリプレイの可否や地域の制限を変更したり、リプレイのカスタム開始時間を設定したりできます。
 

ライブ放送中に地域の制限を変更するとどうなりますか?
地域の制限のあるライブ放送を作成した場合、ライブ放送中にその設定を変更すると数分後に反映されます。地域の制限のないライブ放送を作成し、ライブ放送中に地域の制限を適用した場合、その制限は数分後にXに反映されます。

 

ライブ放送を他のユーザーと共有するにはどうすればよいですか?
ライブ放送をクリックすると [ライブ放送の詳細] ウィンドウが開き、ライブ放送のURLが表示されます。ライブ放送が [非公開] の場合を除き、誰でもこのURLをツイートの末尾に追加できます。URLは、Xではライブ放送プレーヤーとして表示されます。

アカウントのドロップダウンメニューで [アカウントへのアクセスを編集] をクリックし、他のXユーザー名にMedia Studio内で作業したり、あなたの代わりに作業したりする権限を付与することもできます。

ライブ放送を削除するとどうなりますか?
ライブ放送を削除した場合、視聴者がそのライブ放送を含む過去のツイートを表示するとエラーメッセージが表示されます。そのライブ放送を含むすべてのツイートをアカウントから削除することをおすすめします。

ライブ放送を削除すると、アナリティクスを表示できなくなるためご注意ください。アナリティクスを引き続き表示できるようにするには、[ライブ放送のリプレイを無効にする] チェックボックスを使うことをおすすめします。

Media Studioからライブ放送をダウンロードすることはできますか?
いいえ、Media Studioからライブ放送全体をダウンロードすることはできません。ライブ放送の特定の部分のみ必要な場合は、LiveCutを使って、ダウンロード可能なクリップを作成できます。Xアカウントが過去にPeriscopeに関連付けられていた場合、Periscopeアカウントウェブサイトを通じて、自分のすべてのライブ放送をダウンロードできます。ここではXでのすべてのライブ放送を、データアーカイブとしてダウンロードできますが、アカウントから個々のライブ放送をダウンロードすることはできません。なおXでは、保管するライブ放送に関する変更を実施しています。詳細についてはこちらをご覧ください。
 

アカウントに関連する著作権違反が存在する場合はどうなりますか?
Media Studio Producer内で、次の問題が発生する可能性があります。

  • Producerからすべての内容が消える
  • [ソース] タブからソースが消える(表示できなくなるか、非表示になる)
  • [ライブ放送] タブからライブ放送が消える(表示できなくなるか、非表示になる)
  • 新しいライブ放送の作成時に「ライブ放送を作成できません」という警告が表示される
  • Xの視聴者がライブ放送を視聴できず、エラーメッセージが表示される

これらの現象は、アカウントの著作権違反が関係している可能性があります。著作権に関するポリシーと、コンテンツがXから削除された場合の対処方法については、こちらをご覧ください。さらにサポートが必要な場合は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。
 

Xでのライブ放送の表示 - よくある質問

ライブ放送のキャプションはどこに表示されますか?
キャプション(字幕)のあるライブ放送をXで表示すると、キャプションはライブ放送の上にオーバーレイとして表示されます。デフォルトでは、ライブ放送の音が再生されていないときにキャプションが表示され、音が再生されているときは非表示になります。ユーザーによっては、端末のアクセシビリティ設定でキャプションを有効にしています。この場合、音声がオンかどうかや全画面表示を使っているかどうかに関係なく、キャプションが常に表示されます。
 

ライブ放送の視聴者がチャット機能を使えないのはなぜですか?
アクティブなチャットを利用できる同時視聴者数の上限は現在5000人です。この上限に達すると、チャットは一時的にオフになります。同時視聴者数が5000人を下回ると、機能が再度オンになります。

 

ライブ放送のタイトルはXのどこに表示されますか?
ツイートすると、ライブ放送のタイトルはライブ放送プレーヤーの下にあるツイートの詳細ページに表示されます。ツイートをタイムラインに表示してもタイトルは表示されません。

ライブ放送をX外部のウェブサイトに埋め込むことはできますか?
いいえ、X外部へのライブ放送の埋め込みはできません。ツイートを埋め込むことはできますが、動画は自動再生されません。ユーザーが再生ボタンをクリックすると、Xに移動してライブ放送が表示されます。
 

ライブ放送の管理と表示 - よくあるエラーと警告

エラー: 「ライブ放送を終了できません」
このメッセージは、ライブ放送を終了しようとすると表示されることがあります。多くの場合は一時的な問題です。しばらくしてからライブ放送を再度終了してみてください。
 

エラー: 「ライブ放送を削除できません」
このメッセージは、ライブ放送を削除しようとすると表示されることがあります。多くの場合は一時的な問題です。しばらくしてからライブ放送を再度削除してみてください。
 

エラー: 「ライブ放送を更新できません」
このメッセージは、既存のライブ放送を編集しようとすると表示されることがあります。多くの場合は一時的な問題です。しばらくしてからライブ放送を再度更新してみてください。
 

エラー: 「メディアを再生できません」
このメッセージは、ライブ放送がツイートに表示されるときに表示されることがあります。通常は、送信側のエンコーダーとソースの間に接続やインターネット帯域幅の問題(通常はXが十分なフレームを受信できないことが理由)がある場合に表示されます。インターネットの帯域幅を確認し、現在のエンコーダーの設定と、ライブ放送の詳細ウィンドウにある [おすすめのエンコーダー設定] ドロップダウンに表示される内容を比較してください。

 


ライブ放送のアナリティクスの表示と確認

ライブ放送のアナリティクスを表示するには

Periscope Producerをすでにお使いの場合は、画面上にソースがすでに表示されています。

  1. [ライブ放送] タブをクリックします。
  2. ライブ放送が終わったデータをクリックします。
  3. [アナリティクス] ボタンをクリックし、データ一覧を表示します。
    • 視聴時間(分)
    • 表示回数
    • 視聴者数
    • 同時視聴者数
    • 端末タイプ
    • 地域


ライブ放送のアナリティクスの表示と確認 - よくある質問

どの種類のHLSストリームがサポートされていますか?
Media Studio Producerでは、.m3u8または.m3u URL形式のHLSストリームを使えます。XのMedia StudioでHLSストリームURLを指定するときは、プレイリストでURLを指定します。いわゆる「マスタープレイリスト」と「メディアプレイリスト」のどちらのタイプでも使えます。
 

Media Studio Producerには、どの種類のライブ放送のアナリティクスが表示されますか?
Media Studioのライブ放送のアナリティクスはすべてXプラットフォーム(X.comやiOS/Androidアプリ)ごとに固有であり、Periscopeプラットフォーム(PeriscopeウェブサイトやiOS/Androidアプリ)はどれも含まれていません。

Media Studio Producer内に表示されるデータは、視聴時間(分)(ライブとリプレイ)、ライブ視聴者数、最大同時ライブ視聴者数、端末タイプごとの視聴者の割合、国ごとの視聴者の割合です。

ライブ放送のアナリティクスのデータがすべて0なのはなぜですか?
Periscopeアプリ内で [非表示にする] 機能を使っていないことを確認してください。アプリで再度ライブ放送の非表示を解除すると、Media Studioにライブ放送のアナリティクスが表示されます。リプレイビューでライブ放送を非表示するには、Media Studioで [ライブ放送のリプレイを無効にする] 機能を使ってください。
 

ライブ放送のアナリティクスをPeriscopeから直接個別にダウンロードすることはできますか?
はい、直近200件のライブ放送のアナリティクスをPeriscope.tvウェブサイトから直接表示し、ダウンロードできます。Periscopeに表示されるデータは、Media Studioに表示されるデータと一致しません。個別に表示して分析できますが、2つのソースを集計することはできません。2つのソースが異なる理由については、次の質問をご覧ください。アナリティクスがお客様の組織にとって重要な意味を持つ場合、Media Studio Producerに表示されるデータのみを利用することをおすすめします。
 

Periscopeに表示されるライブ放送のアナリティクスがMedia Studio Producerに表示される内容と一致しないのはなぜですか?
2つのソースのデータが一致しない理由は多くあります。

Periscopeのデータが標準に沿っておらず、古いものである
Periscopeのウェブサイトとアプリでトラッキングされるデータは数年前に作成されたものであり、その時点での目的はおおよその視聴者数アナリティクスを示すことでした。また、X独自の標準ビューアビリティガイドラインに影響を与えたMRCビューアビリティデータなどの業界標準に沿って更新されていません。

XアプリとPeriscopeアプリが更新されるにつれて、Periscopeのデータは正確になるのではなく、むしろより大まかなデータになっている可能性もあります。相対的に、Xプラットフォームのデータは絶えず分析および精査されているため、視聴者数データのしきい値が時間の経過とともに変わることはありません。

標準化およびフィルタリングされたデータ
Media Studio Producerでライブ放送のアナリティクスを表示すると、「最終的な視聴者数が公開されるまで最大3時間かかる可能性があります」という小さい注記が表示されます。これは、データの信頼性向上を目的として、Media Studioに表示されるビューアビリティデータすべてがスパムおよび標準化フィルターにかけられるためです。最初はライブ放送データ全体で少し大きい数値が表示され、その後小さくなる可能性があります。これはフィルターのためです。また、3時間というのは、データの正確性を確保するのにかかるおおよその時間です。

Periscopeのデータにはスパムおよび標準化フィルターがないため、Periscopeのライブ放送データはかなり大きい値になることがあります。

ライブ放送のパフォーマンスを把握しようとする場合、Media Studio ProducerとPeriscopeのどちらのアナリティクスを参照すべきですか?
上記の質問で多くの理由を説明したとおり、Media Studio Producerに表示されるアナリティクスを重視することをおすすめします。Periscopeのデータを参照する場合は、おおよそのデータにすぎないと考えてください。Media Studio Producerに表示されるデータと比較したり、集計したりしないでください。
 

Xのライブ放送プレーヤーに表示される視聴者数はどのようなデータですか?Media Studio Producerに表示されるライブ放送のアナリティクスと一致しないのはなぜですか?
各種Xプラットフォームにおいて、ライブ放送を含むツイート内にライブ放送データが直接表示されます。ライブ放送の放送中は、Periscopeにより計算されたおおよその同時ライブ視聴者数が表示されます。ライブ放送が終了してリプレイ状態になると、おおよその合計視聴者数が表示されます。これもPeriscopeによって計算された数です。この数は正確でなく、おおよその数であるため、Media Studio Producerに表示される標準化およびフィルタリングされたデータとは一致しません。

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